優秀な美人姉妹がいると近所で評判の井川家。しかしその実態は、母と姉妹は家事がまったく出来ず、単身赴任中の父に代わって一人息子のツヨシがすべて行っていた。 そんな彼の苦労や博覧強記な知識量、実行力に富んだオールマイティーな行動力は誰にも知られることは無く、家の外では美人の姉に甘えるダメな末っ子と誤解され、家では理不尽な母のビンタや姉の叱責にさらされる日々。しかし、そんな中でもツヨシは毎日を気楽に生きているのであった。 こうした、主人公の能力と周囲の評価の激しいギャップ、身近な人々に知られざるスーパーマン的活躍を主人公の呑気なパーソナリティーによって喜劇として描きながら物語が進行する。
永松潔によって『モーニング』誌上において連載された同名コミックの劇場化作品。主人公井川ツヨシの高校時代から大学時代までを描いたホームコメディ。井川ツヨシは、二人の姉と母親からいびられ、家事全般を担当させられている中学三年生の男の子。長女の恵子はどういうわけか、毎年大晦日になるとツヨシにきつく当たってくる。九三年こそは災難から逃れようとツヨシは親友の渡辺司と共に遊びに出掛けた。しかし、誤ってタイムマシンに乗り込んでしまい、九三年十二月三十一日から八一年十二月三十一日にタイムスリップしてしまった。そこで出会ったのは、幼稚園生のツヨシとツヨシをいじめる恵子の姿であった。