野間児童文学賞を受賞した斎藤惇夫の原作を元にしたアニメ「グリックの冒険」「冒険者たち-ガンバと七匹のなかま」に続くシリーズ完結編として全国公開された劇場用長編アニメーション。ガンバなど6匹の個性的なネズミのほかに、新しいキャラクターとしてカワウソが登場。ガンバたちが、旅の途中で出会うカワウソたちを野犬から守りながら旅を続けるというストーリーで、カワウソという絶滅寸前の動物を通して環境問題を考えようという新しい視点が盛り込まれている。監督は「アンパンマン」「おむすびまん」の大賀俊二、脚本は岸間信明、作画監督は鈴木信一、美術監督は田村智揮、撮影監督は長谷川肇、音楽は近藤浩章がそれぞれ担当。75年に放映されたテレビシリーズ「ガンバの冒険」そのままの声優陣がメインキャラクターの声を担当している。
クラスのアイドルである伊代菜をめぐって、本丸と原子が格闘技で対決をすることに。結果は原子がノックダウンし、本丸が勝利する。 その後、二人の間には友情が芽生えるが、本丸がタルるートの魔法を使って勝っていたことを知った原子は裏切られた憎しみによって、自分も魔法を使うべく世界中から魔法に関する本を集めさせ、美しい少女の魔法使いヌシアードを召喚することに成功する。 ヌシアードの魔法によって不思議なマジックショーを披露、人気を得るも、本丸に対しての憎しみは次第に大きくなっていった。 夏休みに入り、本丸たちは建設中のマリンリゾート原子ランドに招待される。本丸は原子の魔法により伊代菜を怒らせてしまい、本丸と原子は再びリングで対決するも、今度は原子がヌシアードの魔法で本丸とタルるートまでを倒す。それによりタルるートの魔法が何も出来ない自分に本丸は絶望してしまう。 果たして本丸とタルるートは原子を、クラスメイトを救う事ができるか。
1984年にデビューしたサンリオの元気な人気キャラクターであるみんなのたあ坊。本作はこのたあ坊を主人公とした約30分のアニメ映画で、宇宙活劇ものとして製作されている。 宇宙ステーションで留守番をしている宇宙防衛隊員のたあ坊。そんな彼の元に突如としてSOS信号が届いた。さっそくパトロール艇で発信源へ向かうたあ坊。千年の眠りから目覚めた怪物シーラカンスが竜宮星を襲っただけでなく、竜宮星の竜王の...
かわいいドキンちゃんが歌を歌ったり、テニスやウィンドサーフィンをしたり、絵を描いたりと大活躍。楽しいバラエティーショーを繰り広げる。やなせたかし原作の「それいけ!アンパンマン」の短篇アニメ。監督は矢野博之。声の出演は鶴ひろみ、中尾隆聖、戸田恵子、島本須美ほか。『それいけ!アンパンマン とべ! とべ! ちびごん』の併映。
ばいきんまんは空を飛ぶ力を持つ不思議な緑の珠を手に入れる為、雨の守り神ドラゴンが住むと言われる美しいみどりの島にやって来る。でもそこにいたのは巨大なドラゴンでなく小さな子供ドラゴンのちびごんだった。緑の珠をねらって追いかけて来るばいきんまんから逃れようとして海に流されたちびごんはアンパンマンに助けられるが、みどりの島はばいきんまんに荒らされて見る影もなくなってしまう。最初はそんなばいきんまんにおびえていたちびごんだったが、自分の為に戦ってくれているアンパンマンの姿を見たちびごんは勇気を振り絞ってアンパンマンと共に、ばいきんまんに立ち向かっていく。そしてちびごんは、ばいきんまんをやっつけ、緑の珠を守るのだった。
『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』の劇場用アニメ作品第1作目。 テレビシリーズに先駆けて、最初に制作されたアニメ版でもある。 原作の読み切り第2作目『ダイ爆発!!!』をアレンジした話であり、本編とは繋がらないパラレル作品になっている。
80年代に活躍したビジュアル系ロックバンド「ZIGGY」を題材にした劇場用アニメーション作品。物語の舞台はロンドン。レコーディング後、部屋に戻ったZIGGYのメンバー4人が突然何者かに襲われるところから物語ははじまる。運河に飛び込んで逃げ出した4人だが、ディレクターの射殺事件の容疑者として追われる身となってしまう。逃亡の中で出会ったストリートロッカーたちと友情を深めるが、そのストリートロッカーの一人が銃で撃たれてしまう。ZIGGYを追う者の正体は? そして逃亡を続ける彼らの運命は?
日本“幸福科学”的宣传动画。其中京阿尼参与了制作,可以说这一阶段京阿尼已从简单上色工作转向系统的外包,大家比较熟悉的石原立也出现在STAFF表中,这个宣传动画「しあわせってなあに」全3巻OVA,这里乃第1巻的「明るく生きること」。 幸福の科学出版から刊行されている、大川隆法原作の絵本をOVA化。日常の些細なことに悩む小学生アルトが、不思議な少年と出会ったことで心の扉を開き、「明るく生きることで幸せを得られる」という生き方の指針を得る物語。アニメの制作は学研が担当。また『涼宮ハルヒの憂鬱』、『けいおん!』ほかの制作で知られる京都アニメーションが、制作協力で参加しており、同社所属の石原立也がチーフディレクターとしてクレジットされている。 原作は大川隆法氏。つまり、幸福の科学のアニメですね。今では考えられませんが、「京都アニメ」と「幸福の科学」の奇跡のコラボ作品です。どうも一連の幸福の科学アニメの第一弾がこの作品になるみたいですよ。この作品、注目はチーフディレクターだけでなく作画監督も石原立也さんなこと。当時は石原さんが作画監督もやられていたのですね。ちなみに「しあわせってなあに」は全3巻のOVAで、これは1巻の「明るく生きること」です。2巻は「やさしく生きること」で3巻は「心おだやかに生きること」だそうです。
ダイナミック・プロの企画者としても活躍の作家・団龍彦による、人気の少女向けライトノベル「学園超女隊」シリーズのOVA化。 サイコキネシスを操る由美、テレパシストのおケイ、そして常人にはない怪力の舞。ひそかに超能力を持つ彼女たち3人の少女は、学園内で正義の有志「学園超女隊」を自称していた。だがまだまだその超能力には、未熟な面も多い。そんな中、彼女たちの周辺で怪しい集団「超能力研究会」が暗躍。生徒たちの精神を不思議な暗示で支配しようとしていた。さぁ学園超女隊の出番だ!
人気漫画家・ビッグ錠による、全33巻に及ぶ大長編料理コミックのOVA化。その第一弾。 明治時代より続く下町の食堂「銀平食堂」。そこはメニューがカツ丼とカレーライスのみという、かなり個性的な老舗の食堂だ。同店の三代目である青年・風味満太郎。彼は現在の主人である父の商売のやり方に反発して店を出ていたが、思うところあって帰ってきた。父を超える料理人を目指す決意に燃える満太郎。彼は改めて「味覚」というものが人それぞれ違うことを肝に銘じ、不屈の探求心、そしてそれを支える体力と頭脳で、料理の世界で勝負しようと意気込むのだが……。 監督はTVアニメ『美味しんぼ』も担当した竹内啓雄。脚本は「アンパンマン」シリーズなどで活躍の日吉恵が執筆した。満太郎のCVは『太陽の勇者ファイバード』の火鳥勇太郎役や「スレイヤーズ」シリーズのガウリィ役などでアニメファンに有名な、松本保典が熱演する。
大自然の密林で生きるジャングルパパとその息子ジャングルボーイ。ある日、密漁組織「ゴート団」がジャングルに現れ、捕獲した動物を自分たちの私兵に変えてしまう。しかもジャングルパパまでも捕らわれてしまった。ジャングルボーイは他の動物と同じようにゴート団の被害にあったサルのサスケを仲間にして、敵の追跡を開始する……。ゲームボーイ用ソフトとして発売された『ジャングルウォーズ』との連動企画で制作されたOVA。監督は世界名作劇場シリーズの『フランダースの犬』『母をたずねて三千里』『ペリーヌ物語』などの演出・絵コンテを手掛けた黒田昌郎が担当した。
童話作家・金森三千雄が80年代に送り出した同題読み物(岩崎書店・刊)を25分弱のOVA化。発売元はキングレコードで、幼児向けブランド「わんぱくアニメシリーズ」の第2弾として刊行された。 森のおいしゃさんをしているくまのおとうさん。うさぎやたぬきたちをはじめとした多くの森の動物たちが笑顔で暮らせるよう、今日もおとうさんはみんなの病気やケガを治すために自転車をこいであちこちへ駆け回る。だが、そんなおとうさんと楽しいお風呂に入ることができず、子供のサベアとエベアはちょっと残念。そんな中、キツネのトトがケガをしてしまうが……? 監督はTVアニメ『キテレツ大百科』などの葛岡博が担当。本作の続編として『くまのおいしゃさん すてきなコンサート』が制作された。
Jホラー分野で国際的な巨匠作家となった鈴木光司のデビュー作で、第2回日本ファンタジー小説大賞受賞作『楽園』のTVスペシャルアニメ化。有史以前のモンゴル。愛し合う若者ボグドと娘ファヤウは幸福に暮らすが、ファヤウは侵略者=北の部族に拉致されてしまう。最高の守護精霊「赤い鹿」の庇護を獲得したボグドは恋人を取り返すべく大海を超えようとするが、叶わずに終わった。だが赤い鹿の精霊は、悠久の時を経て彼らの愛が再び交わると約束。大航海時代に船員ジョーンズと島の娘ライアとして、さらに現代のアリゾナで作曲家レスリーと編集者フローラとして一万年の時を経た愛の絆を感じ合う二人は……。前回のファンタジーノベル大賞作品のTVアニメ化『雲のように風のように』に続くぴえろ(スタジオぴえろ)製作のスペシャルファンタジーアニメ路線。キャラクターデザインの後藤隆幸はリアルな人物デザインを追求した。
麻丘高校2年生の中里美夏は、同校ソフトボール部のエースピッチャー。ボクシング部に所属する同級生の秋葉習や、そのボクシング部顧問で麻丘高校教諭の山桜監悟に気に入られ、しかもひょんなことがきっかけで美夏が扮装した「須藤麻里亜」を見た、秋葉のライバルで美夏と同じマンションに住む条青高校ボクシング部3年の門松直人にも惚れられ、美夏はモテモテ状態であった。 やがて門松は美夏と麻里亜が同一人物であることを知ることになり、門松・秋葉・山桜の3人は美夏を巡って恋の争奪戦を繰り広げることになるが、門松と秋葉は美夏に好かれたいあまりボクシングに真剣に取り組み、そのうちボクシングにのめり込むようになる。そして山桜は学生の頃からの夢であった「プロのリングに立つ」ことを実現。傷だらけながら新人王候補を負かし、そのまま引退した。 時は流れ美夏が3年の始業式の日になり、その朝に美夏が見た夢は、東京から離れた小島のバス停に掲げられた、門松と秋葉が後楽園ホールで対戦するフェザー級タイトルマッチのポスターと、その島で洗濯物を干すエプロン姿の自分であった。そして登校した際に秋葉から、山桜が美夏の夢に出てきた小島に転勤するという知らせを聞くことになる。
『BUBBLEGUM CRASH!』。OVA全3巻。バブルガムクライシスPART8の続編にあたるシリーズ。販売元をユーメックスからポリドールへ制作もAICからアートランドへと移し、タイトルを改めてシリーズ続行となったが、商業的には前作のようには伸びず全3巻の制作に留まった。2003年12月26日に発売されたDVDはバンダイビジュアルではなくキングレコードからの発売となった。2話のエピソードは元々クライシス・パート9用に考えられていた話であった。 西暦2034年、AD.ポリスも太刀打ちできないイリーガルアーミーの出現に再びナイトセイバーズが活動を開始した。第2世代ブーマADAMAに使われる新型AIを狙いブーマ暴走を画策する裏には、謎の男の影があった。
『硬派銀次郎』は、下町の天茶中学に通学する天涯孤独・山崎銀次郎を描いた作品である。『月刊少年ジャンプ』(集英社)にて1976年から1979年にかけて連載された。単行本は同社ジャンプコミックスにて全9巻。 その後、『月刊少年ジャンプ』にて続編として連載が再開され、高子と結ばれる下りを描かれたものの、短期間で連載終了となる。なお、該当のバートについては、単行本のいずれの版においても未収録となっている。 数年後、『山崎銀次郎』が『週刊少年ジャンプ』にて連載を開始。おもに銀次郎の高校時代が描かれ、月刊での再開時に端折られた銀次郎や高子の恋の行方にはじまり結婚に至るまでの詳細が語られシリーズは完結する。単行本『山崎銀次郎』はジャンプコミックスにて全5巻。
原秀人の名作童話『くじらにのった少年』を原作に、少年カイと子くじらとの友情を描く感動長編アニメーション。スペインのとある海辺で、少年カイは傷ついた子くじらと出会う。カイは子くじらにピークと名づけ、一生懸命手当てする。やがてピークは元気を取り戻し、カイと遊べるようになっていった。ところが、町のシーサーカスがピークに目をつけ、無理矢理連れ去ってしまう。カイは必ずピークを取り戻し、母くじらの元へ返してあげようと心に誓うのだった。
古くより国の歴史を影から操ってきた闇の組織「死殻衆(しのがらしゅう)」。その長である鹿沼鍛造が実子・疾風(ハヤテ)に暗殺された。しかし、疾風はそれを濡れ衣と主張。妹と仲間と共に死殻を抜けることを決意するが、疾風は追っ手にやられて力尽き、妹・詩織の中に精神を託す――。1991年当時、レンタルショップのみに置かれていた、複数のアニメ作品が入ったコミック雑誌感覚のビデオ「レンタマン」に収められたバトルアクション。「レンタマン」では完結せず、1992年に全4話「ハヤテ誕生」「日光の天狗」「南総の崩壊」「決戦」をまとめたビデオとLDがリリースされた。 原作・脚本は『戦国奇譚 妖刀伝』シリーズの山崎理、監督は現在アニメ制作会社南町奉行所(本作の制作も担当)の代表取締役でもあるつるやまおさむ(現・山修)。また、絵コンテにはメカ描写に定評のある大張正己が参加している。
1983~85年にかけて江口寿史が複数の雑誌に連載・掲載した短編コミックを集めた『寿五郎ショウ』をアニメ化。下品な一家の娘と上品な一家の息子がお見合いをする『下品な一家』、その続編で結婚後の一家を描く『さらに下品な一家』、『あしたのジョー』のパロディで『「エイジ」』の原型となった主人公が登場する『理由なき反抗』、巨大怪獣と科学防衛隊の戦いを描く怪獣映画のパロディ作『怪獣王国』の全4編。これらは、当時レンタルショップに置かれていた「レンタマン」(いくつかの作品が収録された雑誌感覚のアニメビデオ)に1編ずつ収録。後に全4編をまとめたビデオとLDがリリースされた。主題歌の「平成天下泰平節」は、『下品な一家』シリーズで下品な父親役を演じた屋良有作が歌っている。
1983~85年に「週刊少年サンデー」で連載された、島本和彦のコミックが原作のOVA。熱血転校生・滝沢昇の青春をコミカルに描く学園ストーリーだ。制作はガイナックスで、「鷹は舞い降りた!!」「うなれ! 必殺国電パンチ!!」の全2話。発売当初はレーザーディスクのみが発売され、後にビデオ版がリリースされた。監督・作画監督は『プロジェクトA子』の西島克彦。キャラクターデザインはもりやまゆうじ。キャストには関俊彦、日高のり子、玄田哲章らのほか、原作者の島本もボクシング解説をする学生役で出演している。 転校をくり返し、弱肉高校にやってきた熱血少年・滝沢昇。ここでは、欲しいものがある場合、持ち主をスポーツで倒せば自分のものにできるという。滝沢は、愛する少女・高村ゆかりをかけて、ライバルの伊吹三郎とボクシングで対決する。