 
            深夜1人ベッドの上―― キミの声だけが救いだった 財閥の御曹司であり、全てにおいて完璧を目指す山吹有栖は、 100%完璧になるために必要な『あと1%』を探している。 それは毎晩のように聞いていたラジオ『真夜中ハートチューン』の 配信者『アポロ』。 しかし、彼女は中1の終わり、有栖に何も告げずに突然配信をやめてしまった。 そして高校2年生の春。 有栖は策を巡らし、女子高から共学化した楓林高校の生徒になる。 顔も本名も知らないアポロの手がかりはただひとつ――『声』。 ある日、聞き覚えのある声に導かれ、有栖が駆け込んだ先は放送部。 そこには“声に関わる仕事”を夢見る4人の少女がいた。 歌手を目指す井ノ華六花。 声優になりたい日芽川寧々。 VTuberとして活動する霧乃イコ。 アナウンサー志望の雨月しのぶ。 ところが、どの少女にもアポロの面影があって――!? 有栖は4人全員の『声』の夢を叶えると宣言する。 かつて交わしたアポロとの約束を果たすため―― ひたむきに夢を追う少女たちと有栖の『声』物語開幕!
 
            進学して一人暮らしを始めた 高校一年生の藤宮 周。 彼の住むマンションの隣には、学校で一番の美少女・椎名真昼が住んでいる。 特に関わり合いのなかった二人だが、雨の中ずぶ濡れになった彼女に傘を貸したことから、不思議な交流が始まった。 自堕落な一人暮らしを送る周を見かねて、食事をつくり、部屋を掃除し、なにかと世話を焼く真昼。 隣同士で暮らす二人は、ゆっくり、少しずつ、お互いの心を通わせていく。 これは、可愛らしい隣人との、 甘くて焦れったい恋の物語――。
 
            ついにシリーズ完結!!! この軌跡が、次の曲になる―― 吹奏楽にかける高校生の青春を10年にわたり描いてきた『響け!ユーフォニアム』シリーズ。2024年のTV放送にて感動の最終回を迎えた『響け!ユーフォニアム3』が、2026年、ついに完結作となる“最終楽章”として劇場に登場する。 『最終楽章』は、10年間、京都アニメーションの制作チームを率いてきた石原立也が総監督を、そして共にシリーズの要を担ってきた小川太一が監督を務める。 京都アニメーションによる本編カットのブラッシュアップはもちろんのこと、花田十輝がシナリオを新たに執筆し、新作シーンも多数追加。TVシリーズでは描かれなかった演奏シーンも盛り込んだ、『最終楽章』の名に相応しい劇場作品をスタッフ一丸となって届ける。 10年の軌跡――その先へ。 アニメ『響け!ユーフォニアム』集大成となる最後の1年の幕が上がる。
