「実力不足の白魔導師は要らない」白魔導師であるロイドはある日、勇者パーティーを追放されてしまう。職を失ってしまったロイドだったが、たまたまSランクパーティーのクエストに同行することになる。この時はまだ、勇者パーティーが崩壊し、ロイドが名声を得ていくことを知る者はいなかった――。これは、自分を普通だと思い込んでいる、規格外の支援魔法の使い手が冒険者になり、無自覚に無双する物語。
物を【鑑定】することしかできない 最弱職で不遇職の【鑑定士】アイン。 仲間からは『ゴミ拾い』呼ばわりされ、ひどい扱いを受け、 そんな自分が好きになれず、卑屈な日々を送っていた。 そんなアインの運命は【世界樹】の精霊ユーリと その守り手で賢者であるウルスラと出会ったことで、 大きく変わっていく。 ユーリからもらった【精霊の義眼】と、 それを使いこなすためにウルスラから特訓を受け、 どんどん力をつけていくアインは、 「世界樹の他の姉妹達に会いたい」という ユーリの願いを叶えるために、旅を始めることになる。 持ち前の優しさと、新たに加わった勇気を胸に 様々な出来事を乗り越えていくのだった。