幼い頃、何気なく発した言葉によって、家族がバラバラになってしまった少女・成瀬順。 そして突然現れた“玉子の妖精”に、二度と人を傷つけないようお喋りを封印され、言葉を発するとお腹が痛くなるという呪いをかけられる。それ以来トラウマを抱え、心も閉ざし、唯一のコミュニケーション手段は、携帯メールのみとなってしまった。 高校2年生になった順はある日、担任から「地域ふれあい交流会」の実行委員に任命される。一緒に任命されたのは、全く接点のない3人のクラスメイト。本音を言わない、やる気のない少年・坂上拓実、甲子園を期待されながらヒジの故障で挫折した元エース・田崎大樹、恋に悩むチアリーダー部の優等生・仁藤菜月。彼らもそれぞれ心に傷を持っていた。 担任の思惑によって、交流会の出し物はミュージカルに決定するが、クラスの誰も乗り気ではない様子。しかし拓実だけは、「もしかして歌いたかったりする?」と順の気持ちに気づいていたが、順は言い出せずにいた。 そして、だんまり女にミュージカルなんて出来るはずがないと、揉める仲間たち。自分のせいで揉めてしまう姿を見て順は思わず「わたしは歌うよ!」と声に出していた。 そして、発表会当日、心に閉じ込めた“伝えたかった本当の気持ち”を歌うと決めたはずの順だったが…。
橘公司の人気ライトノベルをアニメ化し、2013年にテレビシリーズ第1期、14年に第2期が放送された「デート・ア・ライブ」の完全新作劇場版。突如現れた精霊によって数億人の命が失われて30年。妹と2人で暮らす高校生・五河士道は、美しい精霊の少女との出会いから、自身が精霊と「デートして、デレさせる」ことで彼女たちを無力化できる特別な能力を持っていることを知る。ある日、平和を取り戻したはずの天宮市に、霊波を放出する謎の巨大な球体が出現。時を同じくして不思議な美少女も現れて……。「一週間フレンズ。」「アルドノア・ゼロ」などで人気の声優・雨宮天が、劇場版オリジナルキャラクター・万由里の声を担当。
2013年にTV放送され、2015年春の剧场アニメ化が発表されている『境界の彼方』。「未来篇」はTVシリーズの1年后、未来たちに起こる出来事を描いた完全新作となる。
2013年にTV放送され、2015年春の剧场アニメ化が発表されている『境界の彼方』。「过去篇」ではヒロイン・栗山未来を中心にTVシリーズの出来事を振り返り。